ぼう芽更新とは
森で木が切られていると「森林破壊だ!」とすぐ思ってしまうけど、同じ「木を切る」と言っても良い伐採と悪い伐採がある。悪い伐採は森林破壊になるけれど、良い伐採は森を若返らせ、育てることにつながるんだ。
この良い伐採を間伐(かんばつ)というんだけど、間伐された木の株から新しい木を育てるための方法を「ぼう芽更新」と言うんだ。
詳しくはビデオを見てね。
ぼう芽更新された森
ぼう芽更新された森は、約30年おきに木をきって、切り株から新しい芽を育てていたから、林はいつも若い状態で、林の中も明るかったし、虫や動物、植物もたくさんいた。
でも今、薪や炭、牧草、堆肥、山菜なども利用しなくなって放っておかれている森が多いんだ。昔の木もどんどん年をとってしだいに混みあってくるから林の中も暗くて虫や動植物の種類も少なくなってしまったんだ。
どんどん古い木をきって新しい林に変えていかなくちゃいけないんだけどね。
ぼう芽更新されていない例1
ぼう芽更新されていない木は、このように根元から何本もの木が出てきてしまう。
これでは根からの栄養がそれぞれの木に分散してしまってすぐに大きくならないよね。
ぼう芽更新されていない例2
これも根元から何本もの木が出てきてしまっている。
この場合も、勢いのある芽2、3本だけを残して他のものを間引く作業が必要になるんだ。
この作業を「もやわけ」と言うんだよ。