それで炭ってどうやってやくの?
炭をやくにはいろんなやり方があるんだけど,今回は一番シンプルな伏せやきってのをやってみよう。スコップ一本あれば世界中どこでもできる方法だよ。
簡単そうでいいわね。
いやいや,シンプルだけど決して簡単じゃないんだ。おじさんも最初のころは何回も失敗したもんさ。でもコツがわかれば大丈夫だ。大事なのは窯(かま)の中が今どうなってるかいつも考えながらやくということだ。
カマって何?
「炭をやく」っていうのは木を蒸し焼きにすることと思えばいい。その蒸し焼きにするための大きな箱が窯なんだ。箱はドラム缶(詳しくはプリント用資料「ドラム缶」をクリック)でもいいんだけど,伏せやきの場合は畳一枚くらいの穴を地面に掘って,木や竹を入れた後に土をかぶせて,地面に木が詰まった箱を埋めたような状態にするんだ。これが窯さ。
窯がないと炭ができないの?
窯の形でやくと,入る空気と出る煙の量をコントロールできるんだ。そうでないと炭にならずに灰になってしまったり,うまくいかないことが多いんだよ。もっと簡単に炭をやきたいんならプリント資料「飾り炭」のところをクリックしてみて。できる量は少しだけど,窯を作らずに1〜2時間で炭をやくやり方がわかるよ。
道具は何を準備すればいいの?
プリント資料「伏せやき」のところをクリックすると1ページ目で準備するものが全部わかるよ。このファイルは実際に炭をやく時にとても役立つからプリントして持っててね。
でも「窯の中が今どうなってるか」なんてどうやってわかるの?土をかぶせてるから中は見えないんでしょう?
さすがはチャコのボーイフレンド。鋭い質問だ。いいかい,中の状態を知るのは窯から出てくる煙が唯一の手がかりなんだ。煙の色・温度・匂い・手ざわりなどから窯の中がどうなってるか科学的に推理するんだ。
チョームツカシソー!ほんとに僕らにもできるの?
できるさ。炭やきのクラブをつくって自分たちだけで炭やきやってる子どもたちも全国にたくさんいるよ。ひょっとしたら子どもの方が感覚が鋭いから早く上手になるかもね。それにおじさんが小学生といっしょに炭やきした時のビデオがあるから,これを見ながらやっていけば炭やき名人になること間違いなしだ!じゃ,始めるぞ。