今イギリスでは写真1のような鉄板製の窯で炭をやいてるんだ。イギリス人とくらべるとだいたいの大きさが分かると思う。この窯に煙突を4本つけて(写真2)どんどん煙を出してやくんだ。写真3は煙突の下につける平べったい箱。四角い穴があいてる方を窯の中に入れて,ここから煙が外に出る仕組みになっている。鋭いキミは真ん中に立っている箱の一部があいていることに気づいただろう。なぜあいてるか分かるかな?正解は,煙突で冷やされた煙が液体になって窯の中に入っていかないためなんだ。液体が中に入ると底にたまって,下の温度が上がらず,炭にならない。下まですっかり炭にするためにはこの液体を中に戻さない仕組みが必要というわけさ。できあがった炭(写真4)は燃えやすくてバーベキューに最高!
【写真1】
【写真2】
【写真3】
【写真4】
イギリスで炭をやく材料は,いたるところにある平地林(写真5,6)や自然公園(写真7)の樹木なんだ。自然ボランティアが古い木や,混み過ぎて光が当らなくなっている木をきって炭にやくのさ。林に光が入ればどんどん新しい木が育つというわけ。写真7は自然公園の廃木置き場なんだけど,よく見るとHARD WOOD PLEASE(かたい木はこちらへどうぞ)と SOFT WOOD PLEASE(やわらかい木はこちらへどうぞ)という2種類の看板があるだろう?これはボランティアがきった木の置き場を示してるんだけど,かたい木は炭にして,やわらかい木は堆肥をつくるのに使うから,捨てるときに分別してください,ということなんだ。さすがは洗練されたイギリス人だよね。
ちなみにこの鉄板製の窯は日本でも同じようなものが作られていて,1日でやける窯ということで人気があるんだよ。やってみない?
【写真5】
【写真6】
【写真7】